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私は先日、七尾市中島町にある能登演劇堂へ行ってきました。「まつとおね」の観劇です。劇場は昨年元日に起きた能登半島地震の影響で1年以上閉館していたのですが、久しぶりの開演で楽しませてもらいました。劇そのものは史実からずれているような気がして違和感がありましたが、女優のふたり芝居の熱演は見事でした。観劇の後、能登半島地震で被災した和倉温泉へ行ってきました。加賀屋をはじめほとんどの旅館が営業しておらず、のと楽など数軒が営業しているような状態でした。道路は隆起、陥没している状況で、当時の地震のすさまじさが今更ながら蘇ってきました。小松地区は比較的微小な被災で幸いでした。能登の皆様には、心から大変だったと感じ、何と言ったらいいのか、今後の復興を心から祈り、応援したいと思います。
しかし、地震というのは地球の活動で、何十年、何百年のサイクルで起こるものなのです。私の記憶では、マグニチュード7以上の震災の経験はありません。過去の記録でもここ何百年の間、巨大地震は起こっていないのです。という事はあのような巨大地震は、余震はあるかもしれませんが、百年以上はないのではないかと考えられ、必要以上に怯える必要はないと思うのです。逆に怯えなければならないのは、太平洋側の南海トラフではないでしょうか。関東大震災から約100年が経過しています。東京という大都市が一番危険なのではないか?巨大に膨れ上がった都市、食料を自給できない都市、運送で維持している東京こそ怯えなければならないのではないかと思えるのです。巨大化したためにひ弱な都市になった東京、ここに住む人達はどう対処したら良いのでしょう。
最近国土交通省は二地域の居住地域を持つ事を提唱しています。大都市からの脱出は地方しかありません。特に日本海側の北陸は最適だと思われます。東京から飛行機で1時間、新幹線で約3時間の交通アクセスも魅力です。特に小松地区は、災害は比較的少なく、台風等は白山が守ってくれることが多く、白山の懐の中の小松こそ、二地域居住地として最適ではないでしょうか。
小松市は、これから東京の二地域居住地としてインフラを整備していくべきです。その為には小松の都市計画全体を見直し、都市の人の受け入れが重要です。すでに支援制度があり、補助申請の受付も始まっています。
災害は忘れた頃にやってくる、とはいえません。石川県の能登と金沢、小松では、地域差が若干あります。小松は比較的安全なのです。また、能登半島もこれから数百年は巨大地震が起こる可能性は低いと思われます。マグニチュード3とか4の余震はあるかもしれませんが、余震のある方が、エネルギーが溜まらないので比較的安全と思われます。必要以上に恐怖をあおる必要はないのではないか。逆に太平洋側こそが、より可能性が高いと思われます。その為に二地域居住こそが、これからの災害対策の重要な柱となるのではないでしょうか。今後、小松は迎える準備、おもてなしの心の準備を求められるのではないでしょうか。
地震の予知は歴史からも学ぶべきなのです。何年に大地震があった、その何百年後にまた地震があった、その時に津波がここ迄来た、その言い伝えが大切なのです。私達はただ怯えるだけでなく、歴史から見た冷静な判断こそが求められ、防災はそれに基づいて成されるべきなのです。
私は78年間小松に住んでいますが、ほとんど大きい地震を経験していません。日本海は水深が150m程で、水深が3,000mを超える太平洋とは海水量が違うのです。太平洋側と同じ津波が起こる訳がないというのが私の持論です。歴史的に見ても、小松はほとんど津波の経験がないのです。二地域居住には小松市の若き市長に、ぜひとも奮闘していただきたい。都市の人が住み易い小松、災害の少ない小松へ、是非来て小松!!ラブ小松!!
不動産遊民
都市研究家 調(しらべ) 亮(わたる)
昔、親から「50代になったら自分の顔に責任をもちなさい。」と言われました。それがどういうことかは、頭から離れない疑問であり、テーマであり続けています。単なる加齢による老化した顔のことではありません。しかし、それが少し解りかけているのです。「人間50年、下天の内を比ぶれば夢幻の如くなり」と人生わずか50年ともいわれました。
「50代の顔」というのは、50年の人生を過ごし、体験して人格を磨いた結果が顔に現われてくるという意味だと私は理解しています。最近は人の顔を見ると、人それぞれのこれまでの人生が顔に現れているのが実感としてわかります。凄まじい人生を送ってきた人の顔はそれが現れます。誠実な人生を送ってきた人の顔は正直さが現れています。人を騙すような人生を送ってきた人の顔、自分の人生に自信をもって生きてきた人の顔、サラリーマン人生を真面目に送ってきた人の顔、それぞれの人がそれぞれの人生の顔を持っていると言っても過言でないと思います。その人生の重みをその顔から少し伺えるようになってきたように思えます。
そして、この思いで1月下旬のフジテレビの社長及び役員の会見の顔ぶれを見ると、50代以上の顔なのに非常に顔が良くないのです。日本のマスコミ大手の経営者の顔とはとても思えず、苦しい決断をしている顔、危機を乗り越えてきた顔ではありませんでした。実に平々凡々な顔で危機対応がなっていないのです。だから11時間にも及ぶ記者会見をしたにもかかわらず、何ら結論を得られたようには思えなかったのです。そして、このゴタゴタは人の記憶が薄れるまで延々と続くでしょう。
この騒ぎは何故起きたのでしょうか。詳細は分かりませんが、トップのトップとしての能力の欠如が第一の原因だと思われます。経営能力が欠けた役員が昇進していき、トップになる。そして50代の顔ができていない上に、ごますり、忖度、おもねる、全体を考え不正を不正と言えない、間違いを正せず、正義の声を上げられない体質を作っていったのではないかと思えます。
大手の会社に入社した頃の社員は希望に燃え、正義感溢れる人達であったと思います。その人達が長い年月をかけて、長い物には巻かれよ、強い者には負けろ、そうでないとサラリーマン人生がやっていけない、そんな人達だらけの組織になってしまった。その証に、このトップの人達の顔が芯の通っていない顔になるのではないかと思えます。
経営者とは、磨き上げ叩き上げられて、経営能力も備えたうえで立身出世していかれる人のことでしょう。今後、社会に通用するためには、真面目に努力し、豊かな人生経験を積んで、人格の形成を成し遂げた経営者が、50代の良い顔を持った人材を抜擢できるような健全な組織こそが必要です。
本物を見分ける力、美しい物を見分ける力、これは日本人が最も苦手とするところです。その為には自分磨きをしなければなりません。若い頃から絶えず、文化・芸術・スポーツ等に励み続けることが大切。そのうえで、社会、経済と広く世界を見、あらゆる物を見据えながら、人を見る力を蓄えていかねばなりません。
最後に物事を解決するのは時間と人なのですから。そういう私も自分の顔は鏡を通してしか見られないのです。自分の顔に責任をもてるかは自分では解らないことです。人生は一瞬の積み重ねで、それが50代の顔をつくり、生涯を通して良い顔になれるよう努力をし、懸命に生きるのみです。
不動産遊民
都市研究家 調(しらべ) 亮(わたる)
成約となりました。
ありがとうございました。
ご成約となりました。
ありがとうございます。
2025年1月25日(土)にサイエンスヒルズこまつにて小松高校同窓会新年会が催され、300名弱の人達が集い、旧交を温め合いました。私たち17回卒の面々も7名(男性5名、女性2名)が集い、楽しい話に盛り上がりました。
私が若い頃に小松高校同窓会に出席した時は、主賓席よりはるか遠くの席で、主賓席の周りは大先輩方で一杯でした。私たちはいつになったらあの席に座れるのだろう、はるか先のことだろうと思ったのがついこの前のように思えます。今では主賓テーブルの横の席になり、大先輩方はほとんど参加されず私たち17回卒が、その先輩方の位置になっていました。お世話係の49回卒の方々が元気溌溂と運営されている姿を見て、時の流れの早さをつくづく感じました。
今回の出席者の中で最高齢は92歳の方で、旧小松高校校歌「ら小松」を歌う人はお一人だけでした。また、小松中学と小松高等女学校等の校歌はテープが流れており、懐かしい顔ぶれもほとんどいなくなっていました。自分自身も齢78歳と八十路に近づいていることをしみじみと感じました。
講演会の講師は卒業生の角英夫氏で、元NHK専務理事の方でした。講演内容のレベルが高く、実に世界情勢に堪能で解り易く話されており、あっという間の1時間でした。
現在アメリカはトランプ氏が2期目の大統領となり政治を行います。アメリカはどうなるのか、アメリカ国民はどう思っているのか、ただ右往左往するのではなく、それに日本としてどう対応していくべきか、その生の考えが聞ける非常に有意義で、解り易い講演でありました。小松高校同窓生の底力を見た思いです。
ただ、その時に周りのテーブルを見るとほとんどが満席だったのですが、メインテーブルの2テーブルだけは空席で、能美市長お一人のみでした。講演後の懇親会になって来られたのはほとんどが政治家の方々でした。
私は実にもったいないなぁと思いました。このことは常々感じており、政治家こそが聞くべき内容なのに、聞かないということはいつ勉強するのかと思います。何に忙しいのでしょうか。一般の方の中には、政治家よりはるかに勉強し、高い知識や見識を持っている方がたくさんいるように思います。せっかく政治家の方々はハイレベルな人たちと出会う機会や、良い講演を聞く機会があるのにもかかわらず、挨拶だけして帰るため、学ぶ機会を放棄してしまっているようで残念です。
そして、政治家としての年月が経過すると、だんだん中身のない人物になってしまうのではないかと懸念するのは私だけでしょうか?選挙に当選する為には顔を売ることが大事なのは解ります。しかしそれが主になって学ぶことを忘れてはいけないと思います。本業は国民の為に政治をすることなのです。国民の為にいかにどう成すべきか?先見性を持ち、世界観を持った政治家を目指してほしいと思います。色々な人々と交わり、意見を交換し、自分の考えを高めていく努力が今こそ必要だと思います。国民や市民に寄り添い、リードしていく政治家になってほしいのです。
政治は人なり。政治家が人一倍努力して、国を指導していかなければならないのです。
政治家は報酬目的ではいけないのです。常に国はどうあるべきか、知を求め、正しい方向へと導く責任があります。正しい政治の方向とは情勢を理解し、法を変え、制度を変え、世界を知り、先進に学び、システム作りを指導することなのです。
もっともっと学ぶ!交流する、知る「Forecast(フォーキャスト)」が必要です。ぜひ頑張ってほしいと心から思います。
不動産遊民
都市研究家 調(しらべ) 亮(わたる)
本年の干支は乙巳(きのとみ)で、柔軟性と適応力を象徴する「乙」と、再生と変化を意味する蛇を表す「巳」が組み合わさっています。
努力を重ねて物事を安定させる縁起の良い年といわれています。
その中で我々はどのように生きていけば良いのでしょうか?
日本人が日本人に騙され続け、絶対安全神話が脆くも崩れ去り、地震や洪水による大災害が我々を襲っています。それに絶対安全と言われた核施設がその被害をさらに拡大しています。そう、我々にはもう絶対はあり得ないのです。動物は食べる為に争い、人間は食べる為、経済、富の為に争います。世界の指導者達は未だもって国土の拡大の為に争い、ある国は宗教の為に、自身の信念の為に争っています。それは、100年前の古い考え方を持って国を指導しようとしているのです。
今や世界はSNSの時代に突入し、国境が必要のないボーダレスの時代に、拡大主義をかざしています。世界中の人々が考え方、哲学、宗教を少し変えれば争いはなくなると小学生でも知っています。それは相手を受け入れることです。相手を理解し、相手の立場に立って見れば解ることなのです。
私共不動産業はお客様の立場に立って、いかに争いが起こらないようにコンサルをし、5年、10年、いやもっと先を見据えた資産づくりの手助けが出来るようにします。自己研鑽し、会社組織を強化、この世の中に争いのない平和な世界を築けるよう供に努力して参ります。世の中を平和に、のかけ声も大切です。しかし、平和にする為の努力と自身の哲学と意見をしっかり持ち、ぶれない行動こそが必要なのではないでしょうか!!
店はお客様の為にある、お客様の為に我々は何をすべきか、常に考えていかねばなりません。
「山を越えるとまた山が見える」 梅原猛の言葉ですが、私たちは常に挑戦し続け、これで終わりということがないのです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年の初めに
ラブ小松 不動産遊民
都市研究家 代表 清水 亮一
最近の世界情勢を見るにつけ、きな臭い硝煙の匂いがするように感じます。特にイスラエルとイランの対立、ロシアとウクライナの泥沼の戦い、パキスタンのスンニ派とシーア派の宗教絡みのテロ。北朝鮮によるミサイル発射、北朝鮮兵士のロシア派遣、プーチン大統領による戦術、核の使用をほのめかす威し等々数え上げればきりが無い程です。
このような中、アメリカ大統領選が行われ、ドナルド・トランプ氏が次期大統領に選ばれました。このことを我々は、日本のTV及び新聞、インターネットの情報により知り、判断しています。私のトランプ氏評ですが、彼は現在78才で同年代であり、今の日本社会では後継者が懸念される後期高齢者です。車の運転もそろそろ覚束ない年代です。この同年代のトランプ氏がアメリカの、いや世界の指導者となって、これからの4年間の指揮を執るのです。同年代ということで励みになると同時に、大丈夫かなと言う危惧を抱いています。アメリカにはもっと若手で有能な人材はいないのか、いや、仮にいたとしてもアメリカ国民が支持しないのか、です。
私は40年程前と5年程前に2度、ニューヨークのトランプタワーを見に行きました。同年代の不動産業という同業者のトランプ氏がニューヨークのマンハッタン地区で、すごいビルを建てたという事で、興味津々でした。当時の彼は、大統領への野望など殆どないと思える程、不動産王として君臨していました。そのトランプタワーの内外装の豪華絢爛で素晴らしかったこと。58階建ての超高層ビル、宝石のティファニー店の隣地。1階はレストランパブで2階から上は有名店舗がゆるやかなスロープに沿って並び、最上階までエレベーター、エスカレーターで上がり、ゆっくりとショッピングしながら下りられる設計です。客層も上流階級が多いようです。そのうえ、5階あたりから吹き抜けになっていて、淡いベージュ色のイタリア大理石で造った所に滝があり、水がとうとうと流れているのです。まるでアメリカ中のお金持ちが皆集まっているようでした。そして、宇宙ロケットのようなボナベンチャーホテルに宿泊したのです。アメリカの繁栄、賑わいを見て、「日本はとてもかなわないなぁ」と言う感慨を抱いたものです。
しかし、2度目に行った時には、1階のレストランパブのみ営業しており、2階から上はガラガラでした。元大統領のタワービルということで、アメリカ兵が機関銃を持って、ビルに入る際に厳重なセキュリティーチェックをしていました。そのレストランでコーヒーを飲んできました。なんという差だろうとつくづく思ったものです。
アメリカは日本の約26倍の国土を持ち、資源は豊富で、人口は約2.7倍です。日本を戦争で打ち負かした国であり、世界の指導国の一つであり、とても裕福で強い国というイメージでした。しかしトランプ氏の再登場によって、どうもアメリカは昔の裕福なゆとりあるアメリカではないのではないか、本当は少数の富裕層と大多数の貧困層で成り立っている国ではないかと思うようになってきました。
太平洋戦争(1941年~1945年)後の子ども達が、ギブミーチョコとジープに乗ったアメリカの進駐軍兵士にねだった頃の強い国アメリカではなくなっているのではないか?アメリカ国民は王者の風格を持って世界に誇ったアメリカではなくなったのではないか?世界をリードするのではなく、自分の国を守る為に窮々とするアメリカになってしまったのではないか?だから、現実的、排他的な人が選ばれるようになったのではないか?
アメリカ国民の心が、世界をリードするのではなく、自国のことのみを優先する第5代アメリカ大統領ジェームス・モンローの演説したモンロー主義に戻ってしまったのかもしれません。軍事力が突出し、一部の富裕層と大多数の貧困層の国。もう豊かとは言えない国になったのではないかと思わせる大統領選でした。
私たちは今までの認識を改めなければならないでしょう。おおらかな国のアメリカではなく、ぎすぎすとゆとりのないアメリカという大国と我々日本人は付き合っていかねばならないのかもしれません。
ラブ小松
不動産遊民
都市研究家 調(しらべ) 亮(わたる)
2024.12.5 | 10:28
平素は格別のご愛顧を賜りまして誠にありがとうございます。
弊社では、年末年始を以下の日程で休業日とさせて 頂きます。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
ご成約となりました。
ありがとうございました。
私たちの仕事、労働の質が変わってきていると最近つくづく感じます。それは何かというと、利益を追求する、その仕事一つ一つで利益を上げるという使命感、利益を上げないと企業がやっていけない、個人もやっていけないという必然性があります。この利益というのは実にくせ者です。利益を出すためには効率が必要だと思われいて、効率は時間をかけない、極力早く仕上げることを追求します。そして原価をより安くすることが求められます。この早く、安くの追求は、仕事、労働の形態を変えつつあります。まず、早く製品を仕上げるために流れ作業化します。あらゆる仕事、労働が細分化、単純化されます。これは人間を機械の一部として使い、より早く製品を仕上げるという流れになっており、車の製造過程を見れば一目瞭然です。その上、労働時間8時間という社会の規約?は人間の労働を貶めているとしか考えられないのです。そして機械にはミスがないということで、ロボット化、機械化が進められています。ミスをするのは人間だけということになると、人力を極力省こうとする動きが体制化しています。人間はミスをする動物です。しかしそのミスを無くすために努力する動物なのです。それは、この複雑な交通社会で事故が絶えない事実を冷静に見ればわかります。いかに交通違反金を高くしても防げないのです。飲酒運転も然りで、自分を律することすらできないのです。飲酒自体はミスではないですが、酔うことによってミスを犯し易い状態に陥ることを自分で律しないといけないのです。人間はそのように弱い動物なのです。
今から65年前の中学時代の恩師が、「君たちは幸せだ。それは大量生産によって物が溢れ、安く買える時代が来る。」と言っていました。確かにそんな時代がやってきました。物は溢れ、江戸時代のお殿様よりも贅沢な生活を送っています。しかし私たちは幸せを感じているのでしょうか?生活を楽しんでいるのでしょうか?一日、24時間のうち睡眠に8時間、仕事に8時間、残りの8時間は余暇?という時間の配分です。ここで問題となるのは、一日の三割を占める労働時間です。この三割の労働の質が、流れ作業等の単純作業でいいのでしょうか。達成感はあるのでしょうか?生きがいがもてるのでしょうか?あればそれでいいのです。生きがいがないと、それは地獄に変わり、余暇(残り8時間)に生きがいを見い出さねばならない生活になってしまいます。
私は次の言葉が大嫌いです。それは「時間を潰す」という言葉です。暇だから〇○○○で時間を潰す、暇だから趣味に生きる、ならいいのですが、趣味に生きがいを見い出している人はまだまだ少ないようです。私たちの時間は限られています。人生100年時代といわれる中で、自分の生きがいを持つ時間を過ごすことは、とても大切なことではないでしょうか。時間は潰してはいけないのです。いかに有意義に時間を使うか、それは仕事、労働の質にかかっているのではないでしょうか?仕事が楽しみならば人生は極楽で、仕事が苦しみならば人生は地獄です。
今、無職の人が増えているように思えます。犯罪者の職歴を見ると、無職の割合が高いようです。無職の人が、収入がなく、することがないので、罪を犯すのでしょうか?それはやはり人生を楽しんでいないからではないでしょうか。仕事が生きがいの人は人生を楽しんでいて、元気があるように思えます。自ら考え、能動的に仕事に取り組むことこそが、人生を楽しむ極意なのかもしれません。そういう意味で私は不動産の仕事は天職と思い、世の中に貢献していけたら良いなと思っています。
人生円熟、生涯現役、これから、これから!
ラブ小松
不動産遊民
都市研究家 調(しらべ) 亮(わたる)