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本年の干支は乙巳(きのとみ)で、柔軟性と適応力を象徴する「乙」と、再生と変化を意味する蛇を表す「巳」が組み合わさっています。
努力を重ねて物事を安定させる縁起の良い年といわれています。
その中で我々はどのように生きていけば良いのでしょうか?
日本人が日本人に騙され続け、絶対安全神話が脆くも崩れ去り、地震や洪水による大災害が我々を襲っています。それに絶対安全と言われた核施設がその被害をさらに拡大しています。そう、我々にはもう絶対はあり得ないのです。動物は食べる為に争い、人間は食べる為、経済、富の為に争います。世界の指導者達は未だもって国土の拡大の為に争い、ある国は宗教の為に、自身の信念の為に争っています。それは、100年前の古い考え方を持って国を指導しようとしているのです。
今や世界はSNSの時代に突入し、国境が必要のないボーダレスの時代に、拡大主義をかざしています。世界中の人々が考え方、哲学、宗教を少し変えれば争いはなくなると小学生でも知っています。それは相手を受け入れることです。相手を理解し、相手の立場に立って見れば解ることなのです。
私共不動産業はお客様の立場に立って、いかに争いが起こらないようにコンサルをし、5年、10年、いやもっと先を見据えた資産づくりの手助けが出来るようにします。自己研鑽し、会社組織を強化、この世の中に争いのない平和な世界を築けるよう供に努力して参ります。世の中を平和に、のかけ声も大切です。しかし、平和にする為の努力と自身の哲学と意見をしっかり持ち、ぶれない行動こそが必要なのではないでしょうか!!
店はお客様の為にある、お客様の為に我々は何をすべきか、常に考えていかねばなりません。
「山を越えるとまた山が見える」 梅原猛の言葉ですが、私たちは常に挑戦し続け、これで終わりということがないのです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年の初めに
ラブ小松 不動産遊民
都市研究家 代表 清水 亮一
最近の世界情勢を見るにつけ、きな臭い硝煙の匂いがするように感じます。特にイスラエルとイランの対立、ロシアとウクライナの泥沼の戦い、パキスタンのスンニ派とシーア派の宗教絡みのテロ。北朝鮮によるミサイル発射、北朝鮮兵士のロシア派遣、プーチン大統領による戦術、核の使用をほのめかす威し等々数え上げればきりが無い程です。
このような中、アメリカ大統領選が行われ、ドナルド・トランプ氏が次期大統領に選ばれました。このことを我々は、日本のTV及び新聞、インターネットの情報により知り、判断しています。私のトランプ氏評ですが、彼は現在78才で同年代であり、今の日本社会では後継者が懸念される後期高齢者です。車の運転もそろそろ覚束ない年代です。この同年代のトランプ氏がアメリカの、いや世界の指導者となって、これからの4年間の指揮を執るのです。同年代ということで励みになると同時に、大丈夫かなと言う危惧を抱いています。アメリカにはもっと若手で有能な人材はいないのか、いや、仮にいたとしてもアメリカ国民が支持しないのか、です。
私は40年程前と5年程前に2度、ニューヨークのトランプタワーを見に行きました。同年代の不動産業という同業者のトランプ氏がニューヨークのマンハッタン地区で、すごいビルを建てたという事で、興味津々でした。当時の彼は、大統領への野望など殆どないと思える程、不動産王として君臨していました。そのトランプタワーの内外装の豪華絢爛で素晴らしかったこと。58階建ての超高層ビル、宝石のティファニー店の隣地。1階はレストランパブで2階から上は有名店舗がゆるやかなスロープに沿って並び、最上階までエレベーター、エスカレーターで上がり、ゆっくりとショッピングしながら下りられる設計です。客層も上流階級が多いようです。そのうえ、5階あたりから吹き抜けになっていて、淡いベージュ色のイタリア大理石で造った所に滝があり、水がとうとうと流れているのです。まるでアメリカ中のお金持ちが皆集まっているようでした。そして、宇宙ロケットのようなボナベンチャーホテルに宿泊したのです。アメリカの繁栄、賑わいを見て、「日本はとてもかなわないなぁ」と言う感慨を抱いたものです。
しかし、2度目に行った時には、1階のレストランパブのみ営業しており、2階から上はガラガラでした。元大統領のタワービルということで、アメリカ兵が機関銃を持って、ビルに入る際に厳重なセキュリティーチェックをしていました。そのレストランでコーヒーを飲んできました。なんという差だろうとつくづく思ったものです。
アメリカは日本の約26倍の国土を持ち、資源は豊富で、人口は約2.7倍です。日本を戦争で打ち負かした国であり、世界の指導国の一つであり、とても裕福で強い国というイメージでした。しかしトランプ氏の再登場によって、どうもアメリカは昔の裕福なゆとりあるアメリカではないのではないか、本当は少数の富裕層と大多数の貧困層で成り立っている国ではないかと思うようになってきました。
太平洋戦争(1941年~1945年)後の子ども達が、ギブミーチョコとジープに乗ったアメリカの進駐軍兵士にねだった頃の強い国アメリカではなくなっているのではないか?アメリカ国民は王者の風格を持って世界に誇ったアメリカではなくなったのではないか?世界をリードするのではなく、自分の国を守る為に窮々とするアメリカになってしまったのではないか?だから、現実的、排他的な人が選ばれるようになったのではないか?
アメリカ国民の心が、世界をリードするのではなく、自国のことのみを優先する第5代アメリカ大統領ジェームス・モンローの演説したモンロー主義に戻ってしまったのかもしれません。軍事力が突出し、一部の富裕層と大多数の貧困層の国。もう豊かとは言えない国になったのではないかと思わせる大統領選でした。
私たちは今までの認識を改めなければならないでしょう。おおらかな国のアメリカではなく、ぎすぎすとゆとりのないアメリカという大国と我々日本人は付き合っていかねばならないのかもしれません。
ラブ小松
不動産遊民
都市研究家 調(しらべ) 亮(わたる)
2024.12.5 | 10:28
平素は格別のご愛顧を賜りまして誠にありがとうございます。
弊社では、年末年始を以下の日程で休業日とさせて 頂きます。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
ご成約となりました。
ありがとうございました。
私たちの仕事、労働の質が変わってきていると最近つくづく感じます。それは何かというと、利益を追求する、その仕事一つ一つで利益を上げるという使命感、利益を上げないと企業がやっていけない、個人もやっていけないという必然性があります。この利益というのは実にくせ者です。利益を出すためには効率が必要だと思われいて、効率は時間をかけない、極力早く仕上げることを追求します。そして原価をより安くすることが求められます。この早く、安くの追求は、仕事、労働の形態を変えつつあります。まず、早く製品を仕上げるために流れ作業化します。あらゆる仕事、労働が細分化、単純化されます。これは人間を機械の一部として使い、より早く製品を仕上げるという流れになっており、車の製造過程を見れば一目瞭然です。その上、労働時間8時間という社会の規約?は人間の労働を貶めているとしか考えられないのです。そして機械にはミスがないということで、ロボット化、機械化が進められています。ミスをするのは人間だけということになると、人力を極力省こうとする動きが体制化しています。人間はミスをする動物です。しかしそのミスを無くすために努力する動物なのです。それは、この複雑な交通社会で事故が絶えない事実を冷静に見ればわかります。いかに交通違反金を高くしても防げないのです。飲酒運転も然りで、自分を律することすらできないのです。飲酒自体はミスではないですが、酔うことによってミスを犯し易い状態に陥ることを自分で律しないといけないのです。人間はそのように弱い動物なのです。
今から65年前の中学時代の恩師が、「君たちは幸せだ。それは大量生産によって物が溢れ、安く買える時代が来る。」と言っていました。確かにそんな時代がやってきました。物は溢れ、江戸時代のお殿様よりも贅沢な生活を送っています。しかし私たちは幸せを感じているのでしょうか?生活を楽しんでいるのでしょうか?一日、24時間のうち睡眠に8時間、仕事に8時間、残りの8時間は余暇?という時間の配分です。ここで問題となるのは、一日の三割を占める労働時間です。この三割の労働の質が、流れ作業等の単純作業でいいのでしょうか。達成感はあるのでしょうか?生きがいがもてるのでしょうか?あればそれでいいのです。生きがいがないと、それは地獄に変わり、余暇(残り8時間)に生きがいを見い出さねばならない生活になってしまいます。
私は次の言葉が大嫌いです。それは「時間を潰す」という言葉です。暇だから〇○○○で時間を潰す、暇だから趣味に生きる、ならいいのですが、趣味に生きがいを見い出している人はまだまだ少ないようです。私たちの時間は限られています。人生100年時代といわれる中で、自分の生きがいを持つ時間を過ごすことは、とても大切なことではないでしょうか。時間は潰してはいけないのです。いかに有意義に時間を使うか、それは仕事、労働の質にかかっているのではないでしょうか?仕事が楽しみならば人生は極楽で、仕事が苦しみならば人生は地獄です。
今、無職の人が増えているように思えます。犯罪者の職歴を見ると、無職の割合が高いようです。無職の人が、収入がなく、することがないので、罪を犯すのでしょうか?それはやはり人生を楽しんでいないからではないでしょうか。仕事が生きがいの人は人生を楽しんでいて、元気があるように思えます。自ら考え、能動的に仕事に取り組むことこそが、人生を楽しむ極意なのかもしれません。そういう意味で私は不動産の仕事は天職と思い、世の中に貢献していけたら良いなと思っています。
人生円熟、生涯現役、これから、これから!
ラブ小松
不動産遊民
都市研究家 調(しらべ) 亮(わたる)
前回は異常気象の原因についてでした。
段々と我々の住む環境が汚染され、ものすごい気候変動が起こり、温暖化による雨の量が異常に多くなり、線状降水帯が発生し異常量の雨が集中的に降り、洪水が各地で多発しております。自分の経験から今までは危険でなかったものが、あっという間の増水で逃げ遅れて被害を受けられる人が多くなっております。今回の能登の豪雨は気象庁も突然の雨で逃げ遅れないように早めに避難所へ避難するようしきりに警告を発していましたが、オオカミ少年の話があるように何回も警告が発せられている為に素直に聞いた人は助かり、聞けなかった人が水害にあったというのです。
50年程前は、何日も雨が降り続き冬に大雪が降った年が水害に遭ったもので、私自身が予知できる具合でした。
しかし、今の水害は予想をはるかに超えて急速で量が多いためすぐに大被害に及びます。
また台風も異常に大型になり被害も甚大なものになってきています。そのうえ沖縄から九州、四国、中国地方を経由し、ほとんどの雨は沖縄や九州で降ったあとで、本州に来たときは湿気を持たない台風が多くなっています。また白山が最小限に抑えて守ってくれます。しかし近年は私の経験ではない直接中国地方に上陸し、長く日本全土に停滞し雨を降らせ続け各地で洪水の被害が多発しました。9月にあった台風は石川県を直撃するコースでしたが、長く九州地方に停滞したうえ、温帯低気圧となり石川県の被害は最小限ですみました。
このように年々災害は急激に激甚となり、大型化しているように感じます。このことは私たち人間の営みが環境を破壊している結果です。毎日我々が普通に生活している結果で、環境を破壊しているとしたら事は重大です。現在、地球の温暖化は急速に進んでいます。車を乗り回し冷暖房をガンガンにかけ、食物はスーパーへ行けば溢れ、私たちは昔の殿様以上の生活を楽しんでいます。山海の珍味を味わい、車に乗ってガソリン化石燃料を撒き散らして、温暖化を促進しているのです。かく言う私も、そんな生活に慣れ親しんでいるのです。それが一般的な日本人の生活なのです。生活自体が温暖化を促進し、環境汚染を拡大し、この地球を汚染して、その上この気候変動を起こさせているとしたら、この地球は大丈夫なのでしょうか?私たちの普通と思われる生活が我々の手により生活を脅かせているのです。
私たちの住む地球は、大昔は炭酸ガスに覆われていたそうです。その時の地球の気候は大荒れで大風が吹きすさび、雨が降り狂う世界であったのです。それが樹木等のおかげで、炭酸ガス濃度が減り、人間がようやく住める環境となったのです。私たちは生活する為に樹木を切り、農地を作り、都市を作っていってます。その農地は農薬で汚染され蓄積し土地を破壊しています。また都市は大型化し、東京では一千万人以上の人口が集中し、人間が住めない環境になってきています。
今年の夏に東京へ行った時も、気温は36度~39度、外気はエアコンの排気で蒸し風呂状態で人間の住むところでなく、建物内はエアコンがなくては住めない状況でした。しかしその生活が常態化して、環境を破壊している意識は誰にもないようです。
「暑いね」「異常な気候だね」と言い合うばかりで、この異常な状況は我々の生活から出ている反省の弁は誰の口からも出てこない事に違和感を覚えました。
今後人間が今の生活を継続するならば、また経済成長を続けるならば、私たちは私たちの子や孫の世代に重大な過失を押し付けることになります。遅かれ早かれ遠くない近い未来に、人間は地球に住めなくなるのではないかと心配です。
ラブ小松 不動産遊民
都市研究家 調(しらべ) 亮(わたる)
連日暑い日が続いています。東京で39度、小松で37度と、連日30度超えの日が続いています。人間は自分の体温を超えると不快感を増すそうですが、体感の暑さはひどく、熱中症危険のためエアコンから離れられない日々が続いています。私の幼い頃の夏と言えば、暑い日で28度ほど、年に2、3日30度超の日がある位でした。夏は野球、魚釣りと毎日真っ黒に日焼けして、ランニングシャツの跡がくっきりするほど焼けた肌を自慢したものです。当時の太陽は、今のように肌にジリジリするような感じではなく、ヒリヒリするような感じで、海水浴に行き肌を焼くと、背中の皮が剥けたものです。しかし今は海水浴に行く人も少なく、学校のグラウンドで遊ぶ姿も見られません。
これはいつ頃からでしょうか?20~30年前頃から、オゾン層の破壊による温暖化が進んだ結果、太陽の紫外線が強くなり人間の肌を痛めるようになってきました。それは人間が生み出したフロンガスがオゾン層を破壊した結果であると言われていますが、最近あまり喧しく言われないようになっているようです。紫外線は生物を破壊するため、地球上に生物は存在しなかったのですが、数億年かけてオゾン層ができ、紫外線が遮断されるようになってようやく生物が住める環境になりました。そして紫外線の弱い海中にしか住めなかった生物が、段々と陸上に住むようになったのです。しかし、まだ大気中の炭酸ガスの濃度が高い為、地球の温度は高く、天候は荒れ、暴風が吹き荒れていました。しかし植物の光合成により酸素濃度が高くなり、生物が住めるようになっていったのです。さらに炭酸ガスが石灰化し、大気中の酸素、炭素ガス、窒素濃度のバランスがとれ、現在の地球となりました。それが近年の工業の発展により、化石燃料を燃やし、車を走らす等人間の生活のレベルアップのため、文明化すればする程炭酸ガスを排出し、農業の機械化により人口がどんどん増え続け、炭酸ガスを排出し続けています。ほんの100年程前までは自然の治癒力によって地球は元に戻っていたのですが、いつかその自然治癒力を超えて人間が消費するようになり自然を破壊しだした結果が、この異常な暑さであり、台風の勢力の拡大であり、雨の異常な降り方であり、どんどん災害が大きくなっています。そして環境破壊は年々進んでおり、他の生物にも影響を与え始めています。私たちが贅沢な生活をすればする程、環境は破壊され、その速度は年々増してきているのです。人間はこの暑さには危機感を持っているのですが、その原因が自分たちにあるということを忘れています。暑いのが嫌なら、大雨が嫌なら、日焼けが嫌なら、その原因たる生活を慎まなければなりません。明日から贅沢をやめれば即解決するというものではありませんが。人間が長い年月をかけて破壊してきた自然を、自然治癒できる段階まで戻さなければなりません。それには破壊し続けた年月以上の年月が必要と思われます。その為に私たちの生活を輪廻転生のサイクルに乗せなければなりません。炭酸ガスを排出した量を回収するか、何かで酸素に転換しなければなりません。少しでも炭酸ガスが余るようになると、それは長い年月をかけて自然破壊につながります。そう思うと、日本が鎖国をしていた江戸時代は、外国からの支給がほとんどなく、日本国内で全てをまかなっていたのです。ほんの200年程前です。それが今では食料自給率が40%を切る国になったのです。
私たちはこれからどうすればいいのでしょうか?石油は将来高騰して売ってもらえなくなります。食料は不足し、お金があっても売ってもらえなくなります。そんな時代が間近にせまっています。さあこれからどうしましょう。皆で考えて知恵を出していかねばなりません。
ラブ小松
不動産遊民
都市研究家 調(しらべ) 亮(わたる)
ご成約となりました。
ありがとうございました。
平素は格別のご愛顧を賜りまして誠にありがとうございます。
弊社では、以下の日程を夏期休業日とさせて 頂きます。
ご成約となりました。
ありがとうございました。